小林リーガル

防犯問題を解決

一戸建て住宅が泥棒に侵入される場合、一階の窓からの侵入が圧倒的に多くなっています。
しかし泥棒の侵入経路はさまざまで、玄関ドアや窓、勝手口などだけとは限りません。

最も入りやすいのは掃き出し窓ですが、トイレや浴室、台所の窓からも侵入するケースも少なくありません。
アルミなどの簡単な面格子などは比較的容易に破れるものもありますし、取り付いている鍵自体が甘いことも原因です。
ガラス窓はドライバーを使った三角割りという方法で、ほぼ音もなく静かに簡単に破られることがあります。

さらに、音がしないようにバーナーなどの火を使って窓を破る、焼き破りと言う方法も増えています。
プライバシー重視のために目隠しになるように植木やフェンスを作りすぎると、泥棒にとっては仕事がしやすくなります。
家への出入りがある程度外から確認できるようであれば、泥棒は侵入をためらうと言われています。

また、防犯用の砂利を敷くだけで、近づくために歩くだけで音が鳴るために侵入を断念させることができます。
泥棒は事前に下見に来ると言われていますので、普段からセキュリティを意識している家をあえて選ぶことはありません。
そのため、普段から泥棒に狙われないように施錠はもちろん、家のまわりの環境にも配慮する必要があります。

情報セキュリティとは直訳すると情報の安全という意味になります。
情報セキュリティには3つの特性があります。
機密性、完全性、可用性です。

機密性は、その情報を利用する人以外が勝手に使えないように守ることです。
機密性の対策としては、情報を保管している部屋を施錠したり、情報を含むパソコンをアクセス制限するなど物理的に守る方法があります。
また、万一情報を盗まれた場合にその足跡を辿ることが出来るように、部屋の出入りを記録したり、監視カメラを設置するなどの対策も考えられます。

完全性は、誤って情報を書き換えたり、消去や廃棄してしまわないようにしたり、万一そのような事が起きても復旧出来るように用意しておくことです。
パソコンが故障して情報を使えなくなってしまうことも含まれます。
完全性の対策としては、情報を定期的にバックアップしたり、二重化やミラーリングで情報の管理環境を複数準備しておきます。
紙の情報はスキャナで読み取るなどしておくことも良いでしょう。

可用性は、前者の二つと少し方向性が異なります。
情報が必要な場合には、いつでも利用できるようにしておくことです。
可用性の対策としては、情報にアクセス出来る人を限定的にしないで複数の権限者を用意するなどが考えられます。
情報セキュリティはこの3つのバランスが大切です。